2008-01-03 『ゲルマニウムの夜』 読書 ゲルマニウムの夜―王国記〈1〉作者: 花村萬月出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/10/04メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 14回この商品を含むブログ (35件) を見る暴力と性。刺激的であるがゆえに、文学として興奮するのかモチーフ自体に興奮するのか分からなくなる。だから、それはズルイと思ってしまう。 しかし、この作品の言葉にはなにか尖った硬質感がある。そこに惹かれるのだが、じゃあ、この作者の別の作品を読むかといえば、少なくともしばらくは遠慮したいと思う。