読書

めくらやなぎと眠る女

めくらやなぎと眠る女作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/11/27メディア: ペーパーバック購入: 6人 クリック: 106回この商品を含むブログ (78件) を見る本のタイトルの「めくらやなぎと眠る女」っていうのは、最初、「女スリーピングwithめ…

弁護側の証人

弁護側の証人 (集英社文庫)作者: 小泉喜美子出版社/メーカー: 集英社発売日: 2009/04/17メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 42回この商品を含むブログ (75件) を見るいつかの朝日の書評に載ってたので買ってみた。面白くなくて、途中で読むのを止めそうにな…

 風味絶佳

風味絶佳 (文春文庫)作者: 山田詠美出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/05/09メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 13回この商品を含むブログ (48件) を見る6編の短編それぞれに肉体労働者が登場する。作業内容や専門用語は取材や資料で調べたのだろう。…

風に舞いあがるビニールシート

風に舞いあがるビニールシート (文春文庫)作者: 森絵都出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2009/04/10メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 77回この商品を含むブログ (107件) を見るタイトルがダメ。よくこんなしょうもないタイトルにしたなと思う。おそらく、…

『日常生活の冒険』

日常生活の冒険 (新潮文庫)作者: 大江健三郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1971/08/27メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (6件) を見る30年くらい前に読んだこの本を読み返してみた。もちろん、粗筋も登場人物も時代背景もなに…

『東国原知事は宮崎をどう変えたか』

東国原知事は宮崎をどう変えたか―マニフェスト型行政の挑戦作者: 有馬晋作出版社/メーカー: ミネルヴァ書房発売日: 2009/09/01メディア: 単行本 クリック: 25回この商品を含むブログ (3件) を見る義理で買って流し読み。

『放蕩記』

放蕩記 (光文社文庫)作者: 佐藤正午出版社/メーカー: 光文社発売日: 2008/10/09メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見るとりあえず最後まで読み切る。読み切ったんだから、面白くないことはなかったのだろう。あと1回チャンスをあげ…

『彼女について知ることのすべて』

彼女について知ることのすべて (光文社文庫)作者: 佐藤正午出版社/メーカー: 光文社発売日: 2007/11/08メディア: 文庫 クリック: 6回この商品を含むブログ (7件) を見る佐藤正午の3冊目。3番目に発表されたという意味じゃなくて、読んだ順番が3番目。 そ…

『ジャンプ』

ジャンプ (光文社文庫)作者: 佐藤正午出版社/メーカー: 光文社発売日: 2002/10/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 29回この商品を含むブログ (61件) を見る読み始めたときは、『永遠の1/2』ほどじゃないな、と期待外れ気味だったが、終盤一気に面白く…

『陽気なギャングの日常と襲撃』

陽気なギャングの日常と襲撃 (祥伝社文庫)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2009/08/30メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 23回この商品を含むブログ (118件) を見る小説にしろ映画にしろ、いざ読もうとしたり観ようとしたりすると、ちょっと…

『永遠の1/2』

永遠の1/2 (集英社文庫)作者: 佐藤正午出版社/メーカー: 集英社発売日: 1986/04/18メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (14件) を見る佐藤正午を読もうと思ったのは、「WEBきらら」のメール小説作品例がうまかったのと、同じく「WEB…

『誕生日の子どもたち』

誕生日の子どもたち (文春文庫)作者: トルーマンカポーティ,Truman Capote,村上春樹出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2009/06/10メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 22回この商品を含むブログ (39件) を見るカポーティ作で村上春樹訳だったら読まずばなるま…

『フィッシュストーリー』

フィッシュストーリー作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/01/30メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 106回この商品を含むブログ (360件) を見るこの本は4つの短編からなっているのだが、最初の2編を読んだ時点で続きを読む気はなかった…

『まほろ駅前多田便利軒』

まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)作者: 三浦しをん出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2009/01/09メディア: 文庫購入: 10人 クリック: 196回この商品を含むブログ (276件) を見る面白うござんした。 ただ、どことなし伊坂幸太郎に似ている気がしました(推理…

『死神の精度』

死神の精度 (文春文庫)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/02/08メディア: 文庫購入: 24人 クリック: 178回この商品を含むブログ (500件) を見る『ノーカントリー』でシガーがコインの表裏を相手に言わせる。『死神の精度』では千葉がコ…

『グラスホッパー』

グラスホッパー (角川文庫)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2007/06/23メディア: 文庫購入: 13人 クリック: 172回この商品を含むブログ (523件) を見る主たる主人公が3人であることとか、『ノーカントリー』…

『1Q84』

1Q84 BOOK 1作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/05/29メディア: 単行本購入: 45人 クリック: 1,408回この商品を含むブログ (1247件) を見る上下巻合わせて200万部突破したらしいです。 これまでの村上作品のなかで特に上出来ということもな…

『センセイの鞄』

センセイの鞄 (新潮文庫)作者: 川上弘美出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/09/28メディア: 文庫 クリック: 20回この商品を含むブログ (46件) を見るどこが面白いのか分からない。 川上弘美がたぶんプロになる前の作品だと思うが、『神様』を読んだときは…

穂村弘(24日朝日新聞)

『キャンバスの匂い』という本を紹介している穂村弘の書評がとてもイイ。

 『魔王』

魔王 (講談社文庫)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/09/12メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 125回この商品を含むブログ (403件) を見るこれまで読んだ伊坂作品と全く毛色が違うので、読んでる途中で、これ、ほんとに伊坂の?って、作…

 『チルドレン』『熊の場所』

チルドレン (講談社文庫)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/05/15メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 68回この商品を含むブログ (451件) を見る『チーム・バチスタの栄光』を家人から又借りし途中まで読んで、表現の陳腐さに辟易したので…

 オーデュボンの祈り

オーデュボンの祈り (新潮文庫)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2003/11/28メディア: 文庫購入: 21人 クリック: 154回この商品を含むブログ (832件) を見るこの1年は、これまでの僕の人生の中で一番忙しい1年だった。おかげで本も全然読ま…

『陽気なギャングが地球を回す』

陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2006/02/01メディア: 文庫購入: 22人 クリック: 348回この商品を含むブログ (613件) を見る休日出勤にきたはずが、読みかけの本書を持ってきたばかりに、最後まで読…

 「人生ってのはそういうものだ」

ラッシュライフ (新潮文庫)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/04/24メディア: 文庫購入: 12人 クリック: 133回この商品を含むブログ (805件) を見る泥棒の黒澤曰く「何十年も同じ生活を繰り返し、同じ仕事を続けているんだ。(略)その延…

 『good-bye』

13日朝日の書評欄。浅井慎平の写真集が紹介されていて、1枚の写真が載っていた。 一瞬、「キムタク?」と思ったら、実は沢田研二だった。 ジュリー(沢田研二)と思った人よりキムタクだと思った人のほうが多いと思う。 写真集は好きなのだが、小説なんかと…

 『ヴァーノン・ゴッド・リトル』

近所の書店で『ナイフ投げ師』と『漂流教室』を探してみたが見つからず、『ヴァーノン・ゴッド・リトル』という本を購入。

 『ナイフ投げ師』

朝日の書評。タイトルと装丁写真を見ただけでそそられた。本屋に行ったら探してみよう。

 『アヒルと鴨のコインロッカー』

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2006/12/21メディア: 文庫購入: 25人 クリック: 310回この商品を含むブログ (771件) を見るタイトルは良くないと思う。「アヒルと鴨」は、言葉から受けるイメ…

 『宿神』

朝日の連載小説『宿神』が今日で終わった。 文学的な部分より劇画的な部分が面白かった。そういう読み方をしてしまったのは、僕に文学の素養がないためである。

 『ゲルマニウムの夜』

ゲルマニウムの夜―王国記〈1〉作者: 花村萬月出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/10/04メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 14回この商品を含むブログ (35件) を見る暴力と性。刺激的であるがゆえに、文学として興奮するのかモチーフ自体に興奮するのか分…