『誕生日の子どもたち』
- 作者: トルーマンカポーティ,Truman Capote,村上春樹
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2009/06/10
- メディア: 文庫
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で、この「誕生日の子どもたち」もまた、いつもどおり退屈で、しかも文体が古くさかった。面白くないってこともないが、なぜこの作品を書かなければならなかったのか作者の意図が分からないのである。読んでみると、これが娯楽なのか芸術なのかがはっきりしない。それは読む側の読む能力のせいかもしれないけど、この手の作品をいくつ読んでも、「だからなに?」って言葉しか出てこないような気がする。