朝日、消費税容認!

政府税制調査会税制改正大綱を決めたときの朝日の社説(12月23日)。タイトルは「税制大綱 財源なしに公約は通らぬ」。
たしか朝日は、消費税の増税(税率アップ)に反対の立場じゃなかったかと思う。というより、元々は消費税そのものに反対だったような気もする。なので、12月23日の社説で「「消費増税の検討を進めるべきである」と書いてあるのを読んだとき、驚いた。
今の日本経済の情勢を考えれば、消費増税やむなしという結論自体に不服はないけれど、これまでの主張をどっかに置きっぱなしにしておいて、政府を批判するのは如何なものか。いわゆる「総括」とか「自己批判」とか、少なくとも消費税に対する考え方について方向転換したことをきちんと読者(新聞の場合は「購読者」か?)に説明しなきゃいかんでしょう。