先日、悲惨な話を聞いた。 心が苦しくなったのは、自分がそういう目に遭うことを想像してしまったからだろう。 心が楽になったのは、自分にも悲惨な体験はあるものの、聞いたその話と比べてまだマシだと思ったからだろう。 僕は自分の中に卑しさを見つけた。

傷口に塩を塗られるようなことをされた。傷はすでに厚いカサブタが覆っているので沁みることはない。しかし、それが故意によるものならばなぜそのようなことをするのか意味が分からず、それが偶然ならば心配りのなさに呆れる。

有馬記念は僕にとって特別なレース。特に今年はそう。 今年は出走馬が決まる前から、買う馬券は決めていた。 誕生日買いである。馬連５千円、馬単３千円、ワイド２千円。 勝てるわけないけど、構わない。 きょうは特別だから。

ケータイを買い換えた。新しいケータイの設定をするより前にやることは、古いケータイの中にある読まれたら困るメールと見られたら困る画像の消去である。この古いケータイは４年以上使っていて、その間の思い出が詰まった、僕にとっては大切な記念である。…

会社にくる車の中、FMからサンボマスターの新曲が流れた。最近聴かないなと思っていたが、ちゃんと活動していたらしい。 サンボの曲を聴くといつも懐かしい気持ちにさせられる。初めて彼らの曲を聴いた場所とそのとき一緒にいた人を思い出すから。 サンボが…

あるブログを読んで驚いた。ひとからもらったプレゼントを売っぱらって、なんの屈託もない。最初っからもらわないとか捨てるってんならまだ分かるが、売るってのはどうもね。その人（もらった人）にとってはあげた人の想いとか関係なくて、単なるモノでしか…

今朝、腕時計を家に忘れて出勤した。 ３，４年前に買ったこの時計を、最初の１，２年は休みの日にさえ腕にはめていた。今は仕事の日にしかつけないけれど、家に忘れることなんてなかった。ほんの少し執着が薄れたのだろう。それが良いことか分からないけれど…

TSUTAYAの中をぶらついていたら、エルレガーデンっぽい音楽が流れた。僕は友人からもらった「ELEVEN FIRE CRACKERS」しか聴いたことはないけれど、そのアルバムの中のいくつかの曲のフレーズに似ていた。曲が終わってＤＪが曲を紹介したとき、アーチスト名は…

ネットで短編小説を読んでいたら、何かが私を貫いて、私の心の不安定な部分を刺激した。そのままいけばパニックに陥りそうだったので、あわてて外に出てタバコを吸った。今日は仕事をやめて何か気晴らしをしようかと思ったけれど、ぶらぶら歩いたりしてるう…

金曜日の帰り道、夜８時半、チャリで帰宅していた。街なかのバス停を通りかかると、ベンチに女子高生が一人座っており、５ｍくらい離れた車道にはオッサンが立っていた。オッサンは「どうせ、途中までだから」と大きな声で女子高生に話しかけていた。女子高…

例えば元カノに新しい恋人ができることと、恋人がいないと思っていた元カノが妊娠すること（もちろん相手は僕ではなく、元カノには恋人がいたのである）と、どっちがショックかというと、たぶん前者だと思う。 元カノが誰かの恋人になることに対しては嫉妬な…

我が家のことではない。 知人のブログを読んだら、妊娠を匂わせる記事が書いてあったのだ。 「おめでとうメール」を出そうかとも思ったけれど、 こういうのって、万が一にも間違ってたらシャレにならないし、 おまけに知人はまだ結婚してないようだし、 考え…

データを整理していて、偶然、昔のメールを読んだ。親友（と、少なくとも僕は思っていた）だった人からのメールだ。僕は大切な人を失くしてしまった。

金曜日、僕の車に5人が乗り合わせてＫ市に行った。 ＦＭが入る地域ではＦＭラジオをつけ、山間部ではカーＣＤを鳴らしたのだが、会話のジャマになってはいけないし、かといって音が小さすぎてもモゴモゴ歌ってる音しか聞こえないしで、どのくらいのボリュー…

きのう、職場の机の中にとってあったＧＯＤＩＶＡの空き箱と紙バッグ（とココア85のチョコの包み紙）を捨てた。去年のバレンタインデイにもらった義理チョコである。なんとなく捨てがたくてとっていたけど、こんなもん持っててもしょうがないので捨てた。な…

「死ね、お前なんか」 そんな独り言を繰り返す。 受け入れてもらえない愛情を心の中に抱えたままだと精神的に病んでしまうので、愛情を打ち消すための憎しみが必要になります。それは、愛情というプラスと憎しみというマイナスを中和してプラマイゼロを目指…